読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

廃墟サイトの国

今となっては廃墟となってしまったサイトを紹介します

日本にファンクの風を吹き込んだ陽気な二人

 

FUNK THE PEANUTS

http://dreamscometrue.com/FUN-P/

 

サイト内容:「FUNK THE PEANUTS」公式サイト

開設:不明

最終更新:2005年8月23日

 

 DREAMS COME TRUE(以下、ドリカム)は1989年にシングル「あなたに会いたくて」でデビューした。翌年リリースされた5thシングル「笑顔の行方」のスマッシュヒットをきっかけに「決戦は金曜日」「サンキュ.」「LOVE LOVE LOVE」をなどのメガヒット曲を連発して大ブレイク。楽曲のクオリティの高さに吉田美和の歌唱力も相まって、CDバブルに湧いた90年代中盤、セールス面でのキャリアは頂点を極めた。デビュー25周年を迎えた2014年現在もコンスタントにヒットを放ち、長きに渡り熱い支持を受け続ける音楽グループである。

 1995年は年間オリコンシングルチャート中に、ミリオンヒットシングルが28枚も並んだCD最盛期だ。ドリカムもまた自身最大のヒットとなる「LOVE~」をリリースした年なのだが、何かの戯れなのか一流ならではの冒険心なのか、ドリカムからの派生ユニットであるFUNK THE PEANUTS(以下、FUN-P)はそんな95年に鳴り物入りでデビューを果たした。

 ドリカムや久保田利伸などのコンサートでバックコーラスをこなし、舞台女優としても活躍する歌手・浦嶋りんこことRINと、吉田美和ことMIWAの二人で構成されたFUN-Pは95年、「恋の罠しかけましょ ~FUNK THE PEANUTSのテーマ~」でデビュー。人気絶頂期だったドリカムからの派生であった追い風も受けて、オリコン週間5位のヒットとなった。その後、99年までに四枚のシングルをリリース。02年にドリカムのライブに出演以降には表立った活動をせず、現在に至る。

 圧倒的な歌唱力を持つ二人の女性ボーカリストが、ノリの良いリズムとファンクサウンドに乗って、吉田美和の作詞した、ドリカム時より何本かネジが外れたような歌詞を歌う。聴いていて心が盛り上がるような曲ばかりだ。タイトルや歌詞中にグループ名が差し込まれるのが特徴である。事実上のラストシングルとなった「you go girl!」ではROBIN CLARKという黒人女性をゲストボーカルに迎え、ファンクではなくR&B寄りのサウンドで、普段の陽気なノリを封印して歌っている。現在、日本のヒットチャートに本格的なファンクサウンドを送り込んでいるのはスガシカオぐらいなので、女性ミュージシャンが見当たらないことを考えるとFUN-Pの路線変更は少しせつない。

 肝心のサイトなのだが、簡単な経歴とディスコグラフィーが記載されている以外はこれといった特徴がない。05年にはデビュー10周年を記念した特設サイトが期間限定で開かれたようだが、PVが観られる、壁紙がダウンロードできるといった具合であり、先述のようにFUN-P自体は02年以降の表立った活動はない。サイト中にはドリカム専用のウェブストア『DCTSTORE』へのリンクが貼られているが、ドリカムの名前を冠してはいてもドリカムとは関係のないミュージシャンのグッズ販売も兼ねている。

 そんなFUN-Pも来年でデビュー20周年である。ドリカムファンの中には再び、二人がパフォーマンスを披露する姿を期待している人も少なくないのではないだろうか。そのときは今回紹介したサイトが再び動くのか、特設サイトが開くのか、はたまた何もないのかはわからないが期待して待とう。最後に余談だが、吉田美和のソロ活動専用サイトは09年以降の更新がない。

 

ATTACK25 (初回限定盤)(DVD付)

ATTACK25 (初回限定盤)(DVD付)